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2018.11.01

【外構工事、お客様の声】自宅のガーデンが近所の憩いの場に。細部にもこだわるプロの仕事とは。

■ 1年前に施工したお客さまのご自宅にて。インタビューにもご対応くださいました。


こんにちは! 東京西多摩の日の出町から多摩地区、八王子、あきる野市、福生、昭島などを中心に外構工事、エクステリア工事、カーポート工事などを手がけているオリジナルガーデンです。

今日は以前弊社に外構工事をご依頼いただいたお客さまへの、インタビューの様子をお届けします。

河野さま(仮名)は、お家と外構・お庭との一体感を非常に大切にされています。
またお庭の使い方への考え方が非常に独特で素晴らしく、現代のコミュニティのあり方について考えさせられる点が沢山ありました。
ぜひご覧ください。

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■ スロープと花壇スペースが充実したお家


河野さんからいただいた主なご要望は、バリアフリーに対応した玄関までのスロープと、趣味のガーデニングを楽しめる広々とした花壇をつくることでした。

加えて玄関扉へ繋がる階段も、前方からの階段を左右からも上り下りができるようにお庭とお合わせて豪華な作りに。階段のつくりをアレンジするだけで家屋の素敵な雰囲気がより強調されます。

初回に伺ったヒヤリング内容と諸々のご要望を踏まえ、図面を起こし具体的になったら再度使い勝手を一緒に検討していきます。
デッドスペースができていないか、ガーデン内の動線はスムーズに動けるよう確保できているか、花壇の配置などです。

また全体的な色合いも決めていきます。
タイルの色は家屋と統一感を持てているか。サンプルを持っていき実物を見てイメージを持っていただきます。また花壇のレンガも個人の好みがありますので、濃い色が好きか、もっと赤みがかった色が良いかなどを話し合います。

お打ち合わせを重ねながら、理想の使い方や優先順位を一緒に決めていくのです。
こちらの外構工事をお任せいただき、竣工から約1年経過しましたが、こうして美しく植栽の手入れをされている所を見ると本当に嬉しくたまらない気持ちです。

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■ 施主様に聞く!外構工事へのこだわり


インタビュアー(以下、イ):河野さん、今日はじっくりお庭を眺めながら工事のときのお話を教えてください。

このガーデンが素敵なお庭をつくるにあたって、どんな所にこだわったのですか?

河野さん:こういうものって100%ってないんですよね。完璧だってことって有名な建築家が手掛けたとしてもそうないでしょう。
ですが、オリジナルさんにつくってもらったこの庭は妻共に非常に満足しています。

こだわったのは、家との一体感。
なんでかって言ったら庭も家の一部だから。
結局のところ、家屋にこだわっても一歩外に出たら手入れをしていない泥だらけの雑草が生い茂った庭だったら意味がないじゃない。

外構も庭もひっくるめて「家」なんだよね。
そういう考えをはじめから持っているので、「庭のことは後から考えればいいや」というのではなく私は建築とほぼ同時にお願いしたんです。

まだ何もなかったときから土地を上から写真撮って、こんなふうにしたいというのを鉛筆で描いていたんです。
元々は祖父母が住んでいた家だったので、その時に植わっていた木と、新しく植えたものと和洋折衷になっていますが、本当はローズガーデンをつくりたいんですよ。
それなので今年の冬にそれぞれの植物の配置を整理しようと思っています。

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■ 塀をつくらないことの意味


イ:しかし河野さん、他のお家と比べて不思議なのは、こんなに素晴らしいガーデンがあるのに周りに塀がありませんよね?
それはどうしてなのでしょうか。

河野さん:「ここからは入らないでくださいね!」と言わんばかりの、わざわざ庭を見るのにもインターフォンを押して見せてくださいと言わなきゃいけないようなのは本望ではないのです。
だって、この庭は自分だけのものじゃなくて近所の”環境”だから!
誰もが気軽に入ってこられるようにしたかったからオープンガーデンにしたんです。

近所の人が赤ちゃんを連れて、そこのベンチに座ってたっていいじゃないですか。
だからこれはミニ公園なんです。私にとってのミニ宇宙(笑)

都心に行けば行くほど、高い塀を設けて独り占めしてという人もいるけれど、
そうしたら自分だけの世界で周りの人が素敵な空間を見たくても見れない。
私はみんなで共有の庭にしたかったんです。

時々来てそこのベンチに座ってタバコ吸ってる人もいて、「おぉ!元気?」なんて話たりしてね。近所の人達の憩いの場になっていればそれで良い。
そしたら何かあった時にお互い助け合えるじゃない。
今だって隣の家の犬を預かってるよ。家の中で寝てるよ(笑)
急な事情で長期間留守にするっていうから、夜遅くにうちに来てさ。

そういうコミュニケーションは大切だと思うね。

イ:感慨深いお話です。聞いていてそういった近隣のコミュニティがあることが羨ましく思います。町の人たちで助け合えるって、都心ではあまり耳にしませんから。

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■ こだわりが垣間見えるプロの仕事


イ:それから、工事中の印象に残っていることがあれば教えてください。

河野さん:いや〜、プロはすごいね。
タイルの貼り方、配置、高さのとり方もね。
この玄関に続く階段も、歳をとったら上れなくなるからって一段一段を低めにしてくれて、人が入ってくるときもジャリジャリする音で気がつけるように敷石を敷いてくれたり。
簡単にやるんだったらコンクリの打ちっぱなしだってできるだろうけど、それじゃつまらない。
一つ一つが目で楽しめるようにしてくれたので、ものすごく満足してますよ。

そして家の設計段階では最初外構まで考えていなかったから、いざ外構に手を付けたら玄関からすぐ出たタイルのところとテラスの堺にちょっとした1cmくらいの段差があって。
それがあったらスロープの意味がないからって平らになるようにしてくれたんだ。

だから車椅子でもここまで上がってきてそのままお茶も飲める。
最高じゃない!

テラスの幅も奥行きが広すぎないか、もう少し狭くてもいいとか、その都度相談しながらつくっていったから、ちょうどいい広さにできた。

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■ 家を建てたのは、お世話になった方々への恩返し


イ:工事のときのことがよくわかりました。ありがとうございました。
しかし、中も外も広くて本当に開放的なお家ですね。

河野さん:この家は親戚も来ると「すごい」って言ってくれるんだけど、
それはある意味これからの世代の人たち、若い人たちに見せるためでもあるんです。

自分が仕事を頑張って、これだけの家を建てた。みんなも頑張ってこれを越えるくらいの家を建てられるように。一生懸命に働いてほしい!という意味ですね。

私は若いときから銀座で商売の先輩に可愛がってもらって、沢山仕事をさせてもらいました。
だからそのお陰でこれだけの家を建てられましたよと、見せてあげたら安心してもらえるし、またそれも自慢になるでしょう。俺が仕事を教えてやったからだと。

一つ形として示せる物を残して、ありがとうございましたという恩返しのつもりで建てたんです。それだけです。
だから建物のことなんかは特に私は口出しもしなかった。
ほとんどが奥さんの好みですよ(笑)


だから…
これからの若い人にもそんな気持ちを持って、頑張ってもらいたいですね!


河野さん、素晴らしいお話、ありがとうございました!
いかがでしたでしょうか。
オリジナルガーデンでは、お客さまのご要望をしっかり汲み取り、細部にもこだわった外構工事、エクステリア工事を心がけております。

長く付き合える、近所の施工会社をご希望のお客さま、
デザインにこだわりたい方、あまりイメージが湧かない方も、
気軽なご相談からご連絡ください。

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